2010年01月30日

<将棋>1日目から激戦、羽生封じる 王将戦第2局(毎日新聞)

 羽生善治王将(39)に久保利明棋王(34)が挑む第59期王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)の第2局は28日、栃木県大田原市のホテル花月で始まり、午後6時に羽生が41手目を封じて1日目を終えた。持ち時間各8時間のうち、消費は羽生4時間30分、久保3時間9分。29日午前9時、再開する。

 三間飛車で第1局を制した久保は本局で、4四歩と突かずに飛車を5筋へ振る「ゴキゲン中飛車」を採用した。羽生は2枚の銀を早めに前線へ繰り出す作戦で対抗する。

 羽生は2四歩(29手目)と戦端を開き、右側の銀を久保の銀にぶつけて交換。さらに桂を中央へ跳ね出し、強気に5三銀(39手目)と打ち込んだ。第1局と同様、1日目から激戦に突入した。

 解説の佐藤義則八段は「羽生王将が攻勢に立ち、久保棋王が自然な対応を続けています。羽生王将が工夫を凝らしたので、消費時間に差がつきました」と語った。【山村英樹】

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2010年01月28日

<上げ馬神事>馬虐待?未成年に酒?三重県が適否調査へ(毎日新聞)

 三重県桑名市の多度大社と同県東員町の猪名部(いなべ)神社で春に行われる県指定無形民俗文化財の「上げ馬神事」について、県文化財保護審議会が神事を現地視察し、文化財指定にふさわしいか調査することが分かった。馬をたたく習慣などに動物愛護団体から批判があるほか、未成年者に飲酒させる慣習が続いている可能性があると懸念しており、調査結果を基に指定継続の是非を判断するという。

 南北朝時代に始まったとされる多度大社の神事は1978年、猪名部神社は2002年に文化財指定された。

 いずれの神事でも、急斜面を馬に乗って駆け上がり、駆け上がった馬の数で稲作などの豊凶を占う。馬を興奮させるため「つくる」と称してたたく習慣があるほか、興奮剤を与えている可能性があるとして、96年ごろから動物愛護団体が「虐待だ」と批判している。また県教委によると、未成年者が飲酒して騎手を務めている疑いもあるという。県教委は地元住民ら主催者側に改善を求めてきたが、「馬の不適切な扱いが改善されていない」と判断し、調査を決めた。県教委は「上げ馬神事は貴重な観光資源。健全に運営してほしい」と話している。【岡大介】

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